ペイント&コーティングジャーナル 「塗料流通特集」

2015年6月17日掲載

ポイントは市場や顧客との関係性

荻野塗料(神奈川)

2020年を目標年度とした中期経営計画を策定している。中計のポイントは市場や顧客との関係性を洗いなおすこと。

1つは地域市場での自社の自社の立ち位置。売上規模、市場占有率、仕入れオペレーションなど競合他社との比較で自社が狙う位置づけをクリアにする。「価格競争とは距離を置いた戦い方。基本的には他者がやっていないことを仕掛けて、当社らしさが際立つ方向を目指したい」と基本スタンスは固まっているようだ。

地域市場においてユーザーから選ばれる塗料販売店になるためには「顧客満足の中身に革新性を持たせ、当社にしかできない高みを目指すこと」と言い表す。その点で荻野宏之社長は「モノの購入の在り方」にフォーカスする。

近年一般化したネット通販では、納期が明確なうえ、送り状No.から品物が今どの地点を通過しているか追跡も可能。「ユーザーが現場から手軽に注文できて、納期も確認できるシステムがあれば職人の手配や作業の段取りなどでかなり有用」との見方で、研究を進めている。

また、現金販売時のポイント還元制度を既に導入、余得のサービスとしてユーザーに好評だ。「世間では既にスタンダードなサービスが業界ではまだ確立されていない。利便性の高い当社ならではのサービスで、選ばれる企業になっていきたい」と明快。

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