ペイント&コーティングジャーナル

2012年6月20日掲載

スモールショップとの連動

荻野塗料(神奈川)

 荻野塗料のスモールショップ「カラープラザ」が業績を伸ばしている。昨年の震災から数ヶ月はやや低迷したが、秋以降は復調し成長軌道に乗るようになってきた。その要因は小さな店舗(約10坪)での塗装教室効果だ。

 数年前から塗装教室は継続しているが、小スペースの店舗内での開催で、1回の定員は2〜3人のため午前・午後の2回開催し、しかも定期開催で「いつでも開催している」(荻野宏之社長)イメージを消費者に刷り込むことに成功した。

 参加者との密着度が高く、カラープラザファンも増えるう傾向。口コミ効果も大きい。このため店舗脇の小さなデッキスペースに住宅のミニチュアハウスを造り、ペイントカラーの魅力をデモンストレーションしたところ、これを見て来店する客も目立つようになった。また店舗ファサードに「ペイントスクール」の文字をいれ、塗装教室をアピール。

 同社のネット販売はカラープラザが担当する。消費者の小売(リテール)の実績を生かし、ニーズのトレンドを読み込んだコンテンツに工夫する。

 「モノ(塗料)を売る発想はしない。生活者が住空間で潜在的に求めるシューズを発見し、そのためのソリューション(解決策)を示すというのが基本です。シーズからニーズ、そしてトレンドは変化しますから、常に新鮮な発想を我々は心がけなくてはならないと思う」(荻野社長)。リアルショップであるカラープラザそのものをネットで伝えていくというスタンスを示す。

⇒ カラープラザ 鎌倉大町店

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