ガラス・建装時報

2007年3月18日掲載

光触媒ガラスコート事業開始
石原産業「クリーンなの工法」

機能材料分野の中心

石原産業(大阪市西区、田村藤夫社長)は、3月8日、本社で「光触媒ガラスコートビジネス・クリーンなの工法キックオフ会合」を開催。同ビジネスの一次代理店2社、二次施工店19社から計27人が参加し、同社から合わせて40人が参加した。田村社長は開会のあいさつの中で「光触媒は機能材料の分野の中心に位置づけられる」と語った。近年、光触媒を用いたガラスコーティングが注目を集め、市場形成が進んでいる。

「クリーンなの工法」は同社が独自に開発した光触媒コーティング剤「ST−K251」を用いて、ガラス表面に強固で透明な光触媒膜を形成する工法。同ビジネスは光触媒材料と併せて施工一式を販売展開するため、あらかじめ起用された一次代理店の傘下に施工を実際行う施工店を配置するフランチャイズ方式で運営する。
同社の技術供与による責任施工方式を採っているため、施工を行うには同社独自の施工研修を受ける必要がある。一次代理店は荻野塗料(神奈川県藤沢市)、石原化工建設(三重県四日市市)の2社。
織田健造無機化学営業本部長が会社案内、廣部義夫無機化学営業本部機能材料営業部部長補佐がビジネス組織の経緯を説明し、講習会の案内をした。代理店、施工店各社には田村社長から認定証を渡した。ビジネス面で同社のコンサルタントを務める多喜義彦システム・インテグレーション社長が「ものづくりはコトづくり−光触媒コートビジネス新事業展開の勘所」を講演した。
懇親会では示唆に富むあいさつや興味深い自己紹介などがあり、参加者は親睦(しんぼく)を深めた。

多喜義彦システム・インテグレーション社長

もはやどっと大量に作ってどっと大量に売るという時代ではない。作った途端にアジアの国々に負けてしまう。もはやわれわれにコスト競争力はないに等しい。この国のビジネスモデルが変わったということをまず認識しなければならない。

余計な洗剤を使わなくて済み、危険な高所でガラスを拭く必要もない「クリーンなの工法」はまさに時代にマッチした全く新しいビジネスモデルだといえる。今や知的財産権を押さえることが非常に重要で、それがないとコストで出し抜かれてしまうが、同工法は包括的なライセンスと持っている。安心して取り組んでいただきたい。

⇒ 製品名: クリーンなの工法 ST−Kシリーズ

⇒ 実際の記事