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調色から創色へ 調色機能の転換を考える

2012年11月14日掲載

ライフスタイルを創る ペイント&カラープラザ(鎌倉)

  荻野塗料の「ペイント&カラープラザ」がビジネスモデルとして立ち上がってきた。10坪弱の狭小なショップだが、地元住民からは「色を提案してくれるペイントショップ」としての認知が定着。毎月開く塗装教室もショップとしての存在感を高めている。

 もともとは何の変哲もない営業所。7年前に生活者を対応したペイントショップに方向転換し、この間いろいろなチャレンジを行ってきた。最大の課題はカラーショップをどうアピールするかであった。グリデン社の店頭調色システムを武器に「色を売る」スタイルを構築するには大きな壁がいくつもあった。まず壁にペイントする習慣がない住宅に、壁の色を変える魅力をどう伝えるか試行錯誤の連続で、事業として採算不透明な状況が続く。

 それでもめげずに持続できたのは、少数の生活者の反応。地元の住民の中には海外生活を経験した人や海外旅行好きの人たちがおり、色を売るビジネスに抵抗がなく、「日本にも色でペイントを選ぶ店がほしかった」との声があったからだ。しかしこれは少数意見で、事業を支える力にはならない。

 突破口となったのが塗装教室の開催。10坪のスペースの一部で教室を開催しているが、1回の定員は2〜3名。それでも当初は集客するのが難しく、開催できないことも当たり前。この間ショップ自体の集客力を高めるため、モザイクタイルを陳列したり、住宅の模型にカラーリングしたり、植木ボールのカラーリングをしたり、いろいろな発信をしてきた。

 幸い地元で人気のインテリアショップが隣接しており、そこの集客を誘導するアイデアを結集。インテリアとペイントカラーのコラボを求める客を少しずつ増やしていった。ひとつの転機となったのが、昨年秋から始めた実際に壁を塗る塗装教室。これが好評のため、ショップ脇スペースに小さな住宅モデルを設け、通行する人たちからも見えるオープンデモをスタートした。

 従来のパネルに塗る体験では、どうしても自分でペイントする行動に移せないことが判明していた。ところが実際壁に塗る体験をすると、8〜9割の人たちが行動を起こすことが分かった。なんとなく塗ってみたいから、塗って楽しいに変化したのだ。

 店頭調色システムはひとつの武器であるどころか「これがなかったらショップとして成り立たない」アイテムとなっている。色を選ぶ楽しさ、色でできるライフスタイルを実感した生活者は、リフォームのためにペイントするのではなく、自己実現(生活のやりがい)として色を選ぶようになる。

 10坪のスモールショップの挑戦は続くが、ビジネスモデルとしての事業採算が見えてきたことで、新しい次元に入ってきた。「生活と色彩でライフスタイルを創る」ビジネスに手応えが出ている。

TOPICS@ 鎌倉カラー10選

鎌倉のカラー10選「鎌倉の代表色を勝手に選んでみました」

  ペイント&カラープラザは「鎌倉のカラー10選」をプロモーションしている。七里ガ浜ブルー、大仏グリーン、江ノ電グリーンなど。ローカルカラーに沿ったペイントカラーを選び、カラーテイストを刺激。いまのところはWEBへの掲載や店頭ポスターでのアピールだが、地元の人たちばかりでなく、全国的にも注目されている。

  「鎌倉の代表色を勝手に選んでみました」とのキャッチコピーには鎌倉への思いがこもる。鎌倉市の関係者からの問い合わせもあるという。カラープロモーションはどこか遊び心があって、楽しさを共感できるところがある。色に強くなるには自由な遊びこころが大事ということか。

 

資料提供:Paint & Color Plaza ペイント&カラープラザ鎌倉大町店

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